冷蔵庫は日々使うものなので、すぐに汚れてしまいますよね。
漏れた液体や油の汚れ、しなびた野菜など、さまざまな汚れが付着します。
外見はきれいでも、冷蔵庫の中がごちゃごちゃして汚れていることはよくあります。
そんなとき、目をそらして扉を閉めてしまうこともありますよね。
そこで便利なのが、100円ショップで見つけた冷蔵庫用の汚れ防止シートです!
このシートが冷蔵庫特有の汚れを事前にガードしてくれます。
掃除が苦手な方、毎日が忙しい方、いつも清潔を保ちたい方にぴったりのアイテムです。
今回は、100円ショップで手に入る汚れ防止シートの特徴と、そのシートを使った冷蔵庫の掃除方法や整理術をご紹介します。
これで冷蔵庫の中のごちゃごちゃとお別れし、清潔でスッキリした冷蔵庫を目指しましょう!
100円ショップで見つける冷蔵庫の汚れ防止シートが便利!
100円ショップではさまざまな種類と特徴を持つ冷蔵庫用の汚れ防止シートが販売されています。それぞれの特徴を見てみましょう。
冷蔵庫・冷凍庫用マット
2種類のサイズがあり、Sサイズは冷蔵庫のドアポケット用、Lサイズは野菜室や下段の棚用です。
全ての棚に敷こうとすると、およそ5袋必要になります。
このマットは、冷蔵庫内の不快な臭いや余計な水分を吸収し、抗菌素材を使用しているため、常に清潔を保つことができます。
食器洗い後の水切りマットとしても使用でき、とても便利です。
また、抗菌性高分子吸収体という素材を使用しており、抗菌効果により食材の鮮度も保つことができます。
備長炭配合冷蔵庫シート
サイズは600mm×450mmで、1枚入り。ハサミで自由にカットできます。
これも全ての棚に敷こうとすると、およそ5袋が必要です。
嫌な臭いやカビから収納場所を守り、不衛生な細菌の繁殖を抑えるため、いつも清潔に保つことができます。
また、クッション性があり、収納物や収納場所を傷つけることなく、傷みを防ぎます。表面は拭き取りやすく、お手入れが簡単です。
備長炭配合であることから、消臭・抗菌・防カビ効果も期待でき、100円ショップの商品とは思えないほどの品質です。
これらの汚れ防止シートを活用すれば、冷蔵庫を清潔に保ちながら、日々のお手入れも楽になるでしょう。ぜひ100円ショップで探してみてください!
おしゃれなデザインの食器棚シート
100均では実用性に特化した汚れ防止シートが見つかりますが、おしゃれな柄の食器棚シートも豊富です。
これらのシートを冷蔵庫に敷くと、内部がおしゃれでかわいく変わります。
水玉やストライプ、タイル模様など、約8~10種類のデザインがあります。
サイズは2種類あり、一つは300mm×1500mm、もう一つは300mm×3000mmです。
価格はどちらも100円で、材質はポリエチレンですが、大きさには2倍の違いがあります。
食器棚シートにはクッション性があり、棚板を傷つけにくく、自由にカットして使用できます。
ビニール素材なので、液体の漏れなどの汚れもサッと拭き取れて、簡単に清潔に保てます。
さまざまなデザインがあるので、冷蔵庫を個性的でかわいくアレンジできますね。
冷蔵庫を清潔に保つ掃除方法と整理のコツ
100円ショップで簡単に手に入る冷蔵庫の汚れ防止シートを使えば、汚れを防ぐことができます。
ですが、汚れ防止シートを使う前に、既に汚れている冷蔵庫をきれいにする必要があります!
ここでは、冷蔵庫のお掃除に効果的な方法と、冷蔵庫をより清潔に保つための整理術をご紹介します。
冷蔵庫の掃除は中身を一時的に出さなければならないので、食材が少ない時に掃除を始めるのがベストです!
冷蔵庫掃除の準備
まず、冷蔵庫の中身を全て外に出し、賞味期限や食材の状態をチェックし、傷んだものや古いものは処分しましょう。
冷蔵庫の奥に古い食材が隠れていると、汚れや雑菌、不快な臭いの原因になります。
また、棚やトレー、ボックスなど、取り外せるパーツは外しておきましょう。
掃除に必要な道具や洗剤は以下の通りです:
◆ふきん数枚
◆綿棒や歯ブラシ(細かい部分の汚れ落としに)
◆重曹水(油汚れ除去用):水100mlに重曹小さじ1を混ぜる
◆クエン酸水(水垢除去用):水100mlに対してクエン酸小さじ半分を混ぜる
◆アルコールスプレー
◆次亜塩素酸ナトリウム水溶液(除菌・脱臭用):水1Lに対してキッチンブリーチ2mlを混ぜる
◆食器洗い用の中性洗剤
これらの洗剤は、空のペットボトルやスプレーボトルに入れておくと便利です。
余った洗剤は、コンロや電子レンジなどキッチン周りの掃除にも使用できます。
冷蔵庫内部と野菜室の清掃
取り外した部品は、食器用中性洗剤とスポンジを使って優しく洗いましょう。
冷蔵庫の内部は、重曹水を清潔な布にスプレーして、内側の汚れを拭き取ります。
重曹は食品の汚れや油、皮脂汚れを除去し、消臭効果もあります。
清潔な布で拭き取ることで、食品からの細菌の増殖を防ぎます。
最後に、次亜塩素酸ナトリウム溶液を乾いた布にスプレーして拭き、除菌を行います。野菜室や調味料を収納するドアポケットは、汚れや細菌が繁殖しやすいので、丁寧に拭いてしっかり除菌してください。
製氷機の清掃
給水タンク、フタ、給水パイプ、浄水フィルターなど、取り外せるパーツはすべて外して、食器用中性洗剤で汚れを落とし、水で洗い流しましょう。
フィルターには水道水のミネラルが付着しやすいので、しっかり洗います。
洗ったパーツは完全に乾燥させてから元に戻します。
製氷機の汚れが頑固な場合は、クエン酸水に浸けておくと効果的ですが、フィルターには変質の恐れがあるので浸け置きは避けましょう。
他のパーツはクエン酸水に2時間程度浸けた後、スポンジで洗います。
クエン酸水での浸け置き洗いは、除菌効果があり、水垢もスムーズに落とせます。
冷凍庫の清掃
冷凍庫は雑菌が少ない場所ですが、食品からのにおいや汚れが気になります。
掃除を始める前に、ぬるま湯を用意しておくと、氷状になった汚れを簡単に拭き取れます。
棚板とケースは取り外して、食器用中性洗剤で洗います。
こびりついた汚れは、次亜塩素酸ナトリウム溶液に30分程浸けてから落とします。
冷凍庫の内側は、重曹水をスプレーした清潔な布で拭きます。
その後、次亜塩素酸ナトリウム溶液をスプレーした乾いた布で拭いて除菌し、乾燥させます。
冷蔵庫ドアのゴムパッキン清掃
冷蔵庫のドアパッキンはカビや汚れがたまりやすい部分です。
取り外せないため、アルコールでの除菌清掃が効果的です。
綿棒や使用済みの歯ブラシを使って、溝の汚れやゴミを丁寧に取り除きます。
最終的には、乾いた布にアルコール除菌スプレーを吹きかけて、ゴムパッキンを拭き上げます。
冷蔵庫の整理整頓にはケースとトレーを活用
冷蔵庫を清潔に保った後は、使い勝手の良い収納に取り組みましょう。
100円ショップにはさまざまな収納ケースがありますので、収納スペースや収納するアイテムのサイズに合わせて選びましょう。
粉類、スナック、調味料などを種類ごとに分けてケースに入れ、定位置を決めてラベルを付けると、中身が一目で分かり便利です。
さらに、100円ショップには冷蔵庫用のプラスチックトレーもあります。
小さなアイテムはこのトレーにまとめるとスッキリと収納できます。
汚れ防止シートを敷いていれば、万が一汚れても掃除が簡単です。
ケースやトレーを利用することで、冷蔵庫の中の過剰な詰め込みも防げます。
ドアポケットは使用中の調味料や飲み物で汚れがちなので、汚れ防止シートで保護しましょう。
シートの内側にも貼ると、軽い目隠し効果もあり、柄が見えておしゃれで整った印象になります。
野菜室の整理には紙袋が便利
野菜は形がさまざまで、特に葉物野菜は慎重に扱う必要があります。
整然と収納するのが難しいです。野菜を整理して収納する際には、紙袋が役立ちます。再利用可能なショッピングバッグや、100円ショップで販売されているクラフト紙の紙袋を使うことができます。
紙袋の形状を野菜に合わせて変更できるため、野菜を立てて収納し、スペースを効率的に利用することが可能です。
新鮮な食品を保管する場所なので、脱臭・抗菌効果のある汚れ防止シートを敷いてから野菜を収納すると、鮮度を保持しやすくなります。
見た目もすっきりし、清潔に保管できます。
冷凍庫の整理には仕切り板が便利
肉、魚、作り置きの食材や余ったものを冷凍保存することはよくあります。
冷凍保存する食材が増えると、冷凍庫内がごちゃごちゃしやすくなります。
冷凍庫の中で以前に冷凍した食材を探すのに苦労することがありますね。
そのような冷凍庫は、100円ショップで販売されている仕切り板を使用して、「仕切る」と「立てる」ことを意識すると整理しやすくなります。
仕切り板を自由に配置して食材を種類別に分け、平らにして立てて収納することで、すっきりと整理できます。
また、冷凍庫内に食材を長期間置いておくと、特有のにおいが発生することがあります。
冷凍庫ではにおいの強い食材を長期間保管することが多く、においが漏れやすく食材が劣化しやすいです。
そのにおいが他の食材に移ってしまうため、冷凍庫にも脱臭・除菌効果のある汚れ防止シートを使用すると効果的です。
冷蔵庫の汚れは外側にも注意
冷蔵庫の内側に有効な汚れ防止シートの特徴や掃除方法、収納術について理解いただけたかと思います。
しかし、冷蔵庫の内側だけでなく、外側も汚れが付きやすく、不衛生になりがちです。冷蔵庫の外側についた汚れに効果的な掃除方法や、汚れを防ぐための対策にはどのようなものがあるでしょうか。
冷蔵庫の上部のお手入れ
冷蔵庫の上部は手が届きにくいため、意外と汚れが溜まりやすい場所です。
定期的な掃除を忘れがちですが、ホコリと油の混合汚れが固着しやすくなります。
この頑固な汚れを取り除くためには、重曹水に浸したキッチンペーパーを冷蔵庫の上に置いて、30分程度放置した後、拭き取ると効果的です。
冷蔵庫の上部は目立たないため、定期的な掃除が行われにくいですが、汚れが蓄積すると大変なことになります。
汚れを防ぐためには、ラップや新聞紙を敷く方法があります。
特に新聞紙を使用する場合は、冷蔵庫の後ろに落ちないように気をつけてください。
冷蔵庫のドアと側面の掃除
冷蔵庫のドアは、家族みんなが触れるため、手垢がつきやすい箇所です。
手垢は皮脂汚れであるため、水だけで拭いても綺麗になりません。
側面も、特にコンロの近くにある場合、油汚れが付着しやすいです。
冷蔵庫はキッチンの中でも目立つ家電なので、常に綺麗に保ちたいものです。
重曹水をスプレーした乾いた布で拭き、均一に汚れを取り除きます。
その後、水拭きをして、重曹の白浮きを防ぎます。
最後に、柔らかい布で乾拭きを行うことで、ホコリが付きにくくなり、汚れを防ぐことができます。
冷蔵庫のドアや側面にラップを貼るのはあまり一般的ではありませんが、こまめに乾拭きをすることで、清潔を保つことができます。
冷蔵庫の下のお手入れ
冷蔵庫の下は、食べかすやホコリが溜まりやすく、掃除がしにくい場所です。
多くの冷蔵庫は底部にキャスターがついており、カバーを外してキャスターを回転させることで、簡単に移動させることができます。
冷蔵庫を移動させたら、床に溜まったホコリやゴミを掃除しましょう。
床の掃除自体は時間がかからないものの、定期的に行う場所ではないため、床を保護するためにも汚れ防止シートを敷いておくと良いでしょう。
100円ショップで購入できるジョイントマットやコルクマットは、クッション性があり、傷がつきにくく、汚れたら簡単に交換できるため、おすすめです。
まとめ
■100円ショップで購入できる冷蔵庫用の汚れ防止シートは、脱臭・除菌効果があり、機能的です。
■かわいいデザインの食器棚シートを冷蔵庫の汚れ防止シートとして使用すると、冷蔵庫内がおしゃれになります。
■冷蔵庫を掃除した後は、汚れ防止シートを使用して、清潔で整頓された冷蔵庫を維持しましょう。
■冷蔵庫の上部の掃除と汚れ防止も忘れずに行いましょう。
冷蔵庫は家族の健康を守る重要な場所です。
汚れ防止シートを効果的に使用して、常に清潔で整頓された状態を保ちましょう。