洗濯周辺は小物が溢れがちです。
洗剤や柔軟剤、洗濯ピンやハンガー、さらに洗濯ネットなど、さまざまなアイテムが必要になります。
洗剤も、通常のものからおしゃれ着用、頑固な汚れ用と種類も豊富です。
しかし、これらを収納するスペースは意外と限られていることが多いのではないでしょうか?
特に賃貸住宅にお住まいの方は、収納スペースの不足を感じやすいかもしれません。
私自身、一人暮らしを始めて15年間、様々な賃貸物件に住んできましたが、ランドリースペースに十分な収納があったのは1軒だけでした。
この経験から、洗濯機周りの収納不足がどれほど不便か痛感しています。
そこで、自分で収納スペースを作ることにしました。
「収納スペースを自作するなんて難しそう…」と思われるかもしれませんが、心配無用です。今回は、誰でも簡単に作れるDIY方法をご紹介します。
手軽な100均アイテムで作るランドリーラックDIY
100均はDIYアイテムの宝庫です。
「DIYに挑戦したいけど、何から始めればいいかわからない…」そんな方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
私も最初はDIYについて全く知識がなかったのですが、思ったよりも簡単でした。
細かい作業が苦手で、少しでも失敗するとすぐに諦めてしまう私でもできたので、安心して挑戦してみてください。
「本当にできるかな…?」と思い始めたあなたに、まずは確認してほしいことがあります。
それは、ランドリースペースの寸法です。設置する場所のサイズを事前に測っておきましょう。
間違ったサイズの材料を買ってしまうと、無駄になってしまうので注意が必要です。
サイズだけでなく、ラックに置きたいものの数やサイズ、おおよその重さも確認しておきましょう。
さらに、設置する位置も重要です。洗濯機の横にスペースがあるか、洗濯機の上のスペースを活用するかによって、必要なアイテムが変わってきます。
これはランドリーラックに限らず、DIYの基本中の基本です。
この機会にDIYの楽しさにハマってしまうかもしれませんので、しっかり覚えておきましょう。
サイズをスマートフォンにメモするのと同じように、DIY前の状態を写真に撮っておくと、お店でイメージしやすくなります。
寸法の確認は基本的なことですが、初心者は意外と見落としがちなポイントです。
細かいことに気をつける人は大丈夫でしょうが、大ざっぱな人は注意が必要です。
私も大ざっぱなタイプです。
新しい家に引っ越したとき、インテリア作りに張り切って買い込んだ収納グッズがサイズ不足で使えなかった経験があります。
そして、その教訓を生かせずに、次の引っ越しでも同じミスを繰り返しました。
お店で過去の失敗を思い出し、メジャーだけを買って帰ったこともあります(笑)
採寸とメモ、写真撮影はできましたか?これで下準備は完了です。
では、これから本格的に始めましょう。
ワイヤーネットと伸縮棒で作る簡単ランドリーラックDIY
DIYの定番アイテム、伸縮棒の出番です。
これは本当に万能選手で、一度も使ったことがない人は珍しいでしょう。
私も家を探してみたら、少なくとも5本は見つかりました。
これだけでも結構な数です。まるで家の至る所に伸縮棒が隠れているかのようです。
もしかすると、これ一本で家中の収納を解決できるかもしれません。
洗濯機の上に伸縮棒を一本設置するだけで、ハンガーを掛けるスペースになります。
S字フックを使えば、洗剤や洗濯ネット、洗濯ばさみの収納も可能です。
100均を見ていると、ハンガーやピンチの種類が豊富なことに驚きます。
枕干し用や子供服用、大きなバスタオル用など、さまざまなサイズがあります。
100均の家事グッズは、「こんなものがあったら便利だな」というアイディアが形になっています。
ただ、一人暮らしの狭いランドリースペースでは、グッズを増やすのは控えたいもの。便利だとわかっていても、収納スペースがなければ買わないことにしています。
でも、収納スペースが確保できれば、便利な洗濯グッズを増やすこともできます。
毎日の洗濯がもっと快適になるでしょう。
伸縮棒を2本設置して、その上にバスケットを置けば、タオルや洗剤の収納にも便利です。
フェイクグリーンを飾ることで、おしゃれで爽やかな雰囲気を演出できます(これも100均で購入できます)。
伸縮棒を水平に設置するためには、スマホで「水平アプリ」を検索するのがおすすめです。少し斜めでも大きな問題はありませんが、バスケットが滑り落ちる可能性もあるので注意しましょう。
私はこのアプリを知らなかったため、斜めに設置した伸縮棒のせいで、飾り棚の物が全て落下したことがあります。
伸縮棒は見た目は頼りないかもしれませんが、実は結構な耐荷重があります。
もちろん、安全に使うためには収納する物の量や重さに注意する必要があります。
一般的に洗濯に必要なものであれば、耐荷重を超えることは少ないでしょう。
例えば、100円ショップの伸縮棒は、長さによって1~6㎏までの耐荷重があります。
(ただし、中には100円ではない商品もあるので注意が必要です)
「柔軟剤をいくつかの種類で使い分けたい」「洗剤のストックを多めに持っている」そんな場合もはしっかりと耐荷重を確認してから物を置くようにしましょう。
このように、ワイヤーネットと伸縮棒を使ったDIYは、ランドリースペースを効率的に活用するのに役立ちます。
手軽に始められるので、DIY初心者にもおすすめです。
ぜひ、この機会にランドリーラックのDIYに挑戦してみてください。、
「耐荷重はチェックしたけれど、伸縮棒だけでは少し心配」という気持ちは理解できます。
特に子どもがいる家庭では、事故の防止が大切です。
子どもは予期せぬ動きをすることがあるため、安全対策は欠かせません。
安定性を高めたい場合は、ワイヤーネットとの組み合わせがおすすめです。
伸縮棒とワイヤーネットを結束バンドでしっかり固定することで、「棚」のような構造ができあがります。
この方法なら、伸縮棒単体よりも強度が増すため、少し重いものを置いても安心です。
また、伸縮棒の数を増やすことで、棚の段数を簡単に増やすことができます。
一人暮らしはもちろん、家族がいる家庭でも役立つでしょう。
伸縮棒は横に使うだけでなく、縦にも活用できます。
私も最近気づきましたが(笑)「伸縮」というと、壁と壁の間で使うイメージが強いかもしれませんが、縦に使うことも可能です。
この方法は、押し入れ収納などにも適しています。結束バンドの接続部分がわかりやすいので、参考にしてみてください。
洗濯機の上だけでなく、横のスペースを活用したい場合にもこの方法がおすすめです。洗濯機と洗面台が並んで設置されている間取りの場合には特に適しています。
フックを取り付けたり、ワイヤーネット用のかごを設置したりすれば、簡単に隙間ラックが完成します。
100円ショップの伸縮棒アイテムがすごい!100均DIYの新潮流
100円ショップには伸縮棒用の専用棚があるんです。
まさにニーズにピッタリのアイテムで、100円ショップならではの商品ですね。
この商品は100円ショップだけで取り扱っているようです。
また、100円ショップは伸縮棒の耐荷重や長さのバリエーションも豊富です。
近くに100円ショップがあれば、ぜひチェックしてみてください。
伸縮棒だけじゃない!100均のすのこでDIY
すのこのDIYは100均のアイテムだけでできるのに、とてもおしゃれで可愛いです。
ランドリースペースが広い場合、洗濯機の周りに棚を設置するのもいいですね。
ランドリーラックは、洗濯機の上だけでなく、近くに洗濯グッズを置くスペースがあれば十分です。
上の空間を活用することはデッドスペースを有効に使うことになりますが、身長が低い方には使いづらいかもしれません。
私の部屋にも洗濯機上の収納スペースがありますが、身長154cmの私には少し高いです。
普段使わないものを収納しています。
身長が低い方には、別のタイプのラックが使いやすいかもしれません。
すのこDIYの良いところは、アレンジが自由自在なことです。
すのこを接着剤で固定するだけでも十分な棚ができますし、塗装すればインテリアとしても映えます。
DIY初心者でも簡単にできるので、挑戦してみてください。100均にはDIYに必要な工具や接着剤、塗料も揃っています。
まとめ
■ランドリーラックは100均で手軽に作れる
■作る前にサイズを測ってイメージを固めることが大切
■デッドスペースを活用するには伸縮棒が便利
■ワイヤーネットや専用棚を使えばさらに便利
■おしゃれなすのこ棚を自作してみるのもいいですね
この記事では100均で作れるランドリーラックを紹介しましたが、安全に作ることを忘れずに。素敵なランドリーラックが完成すれば、洗濯がもっと楽しくなりそうですね。