部屋の壁に棚を取り付けたい、雰囲気を一新したい、自分でDIYに挑戦したいと思ったとき、壁の素材が問題になることがあります。
現代の住宅では、壁や天井に石膏ボードがよく使われていますが、通常の釘やネジだけではしっかり固定することが難しいです。
しかし、壁掛けアンカーを使えば、ネジをしっかり固定できます。
驚くことに、これらのアンカーは100円ショップで見つけることができるんです!
今回は、そんな壁掛けアンカーについて詳しく調査しました。
さらに、100円ショップのアイテムを活用した簡単なDIY方法もご紹介します。
100円ショップで見つけた壁掛けアンカー!
壁掛けアンカーは、石膏ボードの壁にネジをしっかり固定するためのアイテムです。
ホームセンターやオンラインショップでも販売されていますが、できるだけ安く購入したいですよね。
その点、100円ショップはコストパフォーマンスに優れた選択肢です。
私はいつも最初に100円ショップをチェックします。
なぜなら、品質とラインナップが本当に素晴らしいからです!
100均で見つかった壁掛けアンカーの詳細は以下の通りです。
石膏ボード専用ナイロンアンカー
◆14型、8個入り
◆下穴不要でそのままねじ込める
◆使用するタッピングネジは直径4.0~4.8mm
◆タッピングネジの長さは取り付け物+15~20mm
◆耐荷重は約2kg
100円ショップは本当に素晴らしいですね。
毎回新しい商品を見つけるたびに、その価格に驚かされます。
ただし、耐荷重が2kgまでという点には注意が必要です。
設置する棚に飾る小物の重さを考慮しておきましょう。
それでも、100円ショップでしっかりと固定できる壁掛けアンカーが手に入るのは非常に便利です。
壁の下地を見つけるには?
下地探しには、針を使うタイプとセンサーを使うタイプの2種類があります。
これらのツールは通常、ホームセンターやオンラインショップで購入可能ですが、価格はおおよそ1000円程度からとなります。
コストを抑えたい場合は、まずは針を使うタイプのツールを選ぶと良いでしょう。
センサー式のツールは、下地の正確な位置を特定するのが難しいため、おおよその位置を探るのに適しています。
一方、針を使うタイプは、実際に針を刺して下地を探るため、下地があれば確実に分かります。
もし予算に余裕があれば、両方のタイプを併用するのが最適です。
しかし、予算が限られている場合は、まずは叩いて音を聞きながら位置を探り、その後で針を使って確認する方法を試してみましょう。
ボードアンカーの使い方について
ボードアンカーとは何か、そしてその具体的な使用方法について、初心者から経験者まで理解できるように詳しく説明します。
ボードアンカーとは
昔の木造住宅では、木の柱や壁がはっきりと見え、そこに何かを固定するのが簡単でした。
しかし、現代の住宅では、柱の位置が外からは分かりにくいことが多いです。
石膏ボードの壁は、ネジを入れても固定が難しく、簡単に抜けてしまうことがあります。
これは、石膏ボードの奥にネジや釘を支える素材や柱がないからです。
このような場合に役立つのがボードアンカーです。
ボードアンカーを使うと、石膏ボードの壁にもしっかりと物を固定することができます。
ボードアンカーの使い方や注意点について、次に詳しく説明します。
ボードアンカーの使い方
ボードアンカーは、取り付けた後にネジを回すと、アンカーの先端が開いて壁にしっかりと固定される仕組みです。
ここでは、誰でも簡単にボードアンカーを使える手順を紹介します。
【ボードアンカーの使い方】
1. L字型の棚受けや棚板を準備します。
2. ネジを取り付ける位置を壁にマークします。
3. 電動ドリルまたは手動ドライバーを使用して、ボードアンカーを壁にねじ込みます。
4. ネジをしっかりと締めて固定します。
5. これでネジが壁にしっかり固定されます。
6. L字型の棚受けや棚板をボードアンカーに取り付けて完成です。
※一部のボードアンカーは事前に下穴を開ける必要がありますが、100円ショップで紹介されているボードアンカーは下穴不要です。
※100円ショップで手に入るボードアンカーの耐荷重は約2kgです。
落下を防ぐためには、複数箇所に力を分散させるようにしましょう。
より本格的な取り付けを希望する場合は、ホームセンターを訪れて、さまざまな種類と耐荷重を確認し、最適なボードアンカーを選んでください。
ボードアンカー設置前の準備
ボードアンカーを取り付ける際も、壁の裏に柱がある位置に設置することで、より安定します。
石膏ボードの壁にネジや釘を打ち込んだときに、しっかり固定された感じがする場合は、壁の裏に木材などの支持材があるためです。
しかし、適当な場所を探すわけにはいきません。家中が穴だらけになってしまうからです。
では、どうすれば良いのでしょうか?壁の裏に柱がある場所を探す方法があります。
【壁の裏の柱の探し方】
◆壁を軽く叩いて音を聞く方法:柱がある場所は硬い音がします。
柱がない場所は空洞なので軽い音がします。
◆下地探知機(センサー)を使用する方法:壁の裏の密度を調べて反応します。
◆プッシュ式の下地探しツールを使用する方法:細い針を壁に押し当てて調べます。
柱がある場所は抵抗感があり、針がなかなか刺し込めません。
柱がない場所は空洞なので、針はスッと刺さります。
大まかな位置を壁を叩いて探った後、探知機や針などのツールを使って確認するのが最良の方法です。
ボードアンカーは柱の位置が分からなくても使用できますが、最適な方法としてご紹介しました。
もし「初心者だけど大丈夫かな?ちょっと不安…」と感じている方もいるかもしれません。
壁に穴を開けることに躊躇する気持ちはよく分かります。
でも、安心してください。ボードアンカーを使わない代替アイテムも100円ショップで見つけましたので、次回ご紹介します!
100円ショップで見つけた!石膏ボード用の便利なピンフック
ピンフックの使い方と特徴
フックは観葉植物を飾ったり、服やバッグを掛けたりするのに便利なアイテムです。
100円ショップには、石膏ボード専用の細い釘を使ったピンフックがあります!
【石膏ボード用ピンフックの特徴】
◆耐荷重は約1kgから最大7kgまでのものがあります。
◆細い釘を数カ所に押し込むタイプや、ピン自体を押し込むだけのタイプがあります。
◆ピンは壁に対して斜めに押し込みます。
◆多くの場合、手で押し込めますが、場合によっては木製ハンマーが必要なこともあります。
100円ショップには様々な石膏ボード用ピンが揃っており、使い方次第で大いに活躍します。
特に、最大7kgまで耐えられるピンフックがあることは驚きですね!
シンプルなデザインのものもあるため、DIYで様々な使い方ができます。
しかし、ボードアンカーを使うと壁に大きな穴が開くことが気になるかもしれません。特に賃貸住宅では、石膏ボード用ピンフックのような小さな穴で済むアイテムが便利です。
100円ショップのボードでDIYを楽しもう!
ボードアンカーを使おうとしているあなたは、おそらく何かを壁に取り付けたいと考えているでしょう。
100円ショップには、「~ボード」と呼ばれるアイテムがたくさんあります。
100円ショップのカラーボード
カラーボードは、100均などで人気のDIYアイテムです。
この軽量でカットしやすいポリスチレン製のボードは、子どもでも簡単に扱うことができます。
その特徴から、多彩な使い方が可能です。
【カラーボードの活用例】
◆ファブリックパネル
◆表札文字
◆壁飾り
◆文字モチーフ
◆写真フレーム
◆オブジェ
◆家具の色変更用の貼り付け
カラーバリエーションも豊富で、黒・白・赤・青など、そのままの色を活かして使用できます。
また、100円ショップで人気の「リメイクシート」を使えば、レンガ調やレザー調、コンクリート調など、さまざまなデザインに変身させることも可能です。
使い方は無限大です!
100円ショップのパンチングボード
パンチングボード、別名有孔ボードやペグボードは、100円ショップで見つけることができます。
このボードはMDF(中密度繊維板)という素材で作られており、軽量でありながら丈夫なのが特徴です。
また、均等に穴が開いているので、さまざまな用途に活用できます。
【パンチングボードの活用例】
◆キッチンでの吊り下げ収納
◆玄関での鍵やサングラスの収納
◆複数枚を使って箱型の収納を作成
◆引き出しの中に入れて追加の壁収納を作成
◆木製ダボを穴に挿入して糸の収納
◆子どものおままごとキッチンに取り付けて収納を追加
ボードは斜めに置いたり、重いもので壁に押し付けたりすることで、壁に穴を開けずに使用することが可能です。
また、既存のスチールシェルフに取り付けることもできます。
まとめ
■100円ショップでボードアンカーが手に入ります。
■100円ショップのボードアンカーは耐荷重が2kgまでという点に注意しましょう。
■ボードアンカーは石膏ボード壁にネジをしっかりと固定するための救世主です。
■ボードアンカーの使用方法は簡単です。
■壁の柱の位置を調べるアイテムもあります。
■100円ショップの石膏ボード用ピンフックは非常に便利です。
■100円ショップのカラーボードやパンチングボードは、壁に穴を開けたくない人にとっての味方です。
■カラーボードやパンチングボードの活用方法は無限大です。
ボードアンカーは現代の家に欠かせないアイテムです。
100円ショップで手に入れて、DIYに挑戦してみましょう!