100均のおしゃれな棚受け金具で簡単DIY!でも、耐重量は大丈夫?

100均

最近、DIYで物を作るのが流行っていますね!

タレントやモデルが電動ドライバーを使っている姿を見ると、そのスタイルとかっこよさに魅力を感じます。

100均で手に入る棚受け金具は、見た目も素敵で、アイアン製のブラケットは100均ならではの商品です。

「キッチンにアンティーク風の棚を設置して、調味料を整理したい…。」

「リビングの壁に家族の写真やアートを展示できるおしゃれな棚をDIYしたい。」

「観葉植物をおしゃれに飾りたい…。」

しかし、耐荷重は大丈夫でしょうか?
もし物が落ちたら大変です!

そもそも、棚受けをどうやって取り付けるのか?等
説明していきたいと思います。

100均の棚受け金具、耐荷重はどのくらい?

100均でおすすめの棚受けは「アイアンブラケット」です。

DIYが盛んになる中、ホームセンターでもさまざまな棚受けが販売されていますが、価格はやはり高めです。

ホームセンターはプロの職人さんも使う場所ですから、その品質は保証されています。

しかし、お手頃価格の商品も侮れません。
100均のアイアンブラケットを含む棚受けの耐荷重がどれくらいあるのか気になるところです。

耐荷重に注目!アイアンブラケットの実力

100均がおすすめするアイアンブラケットですが、残念ながら製品に耐荷重の記載はありません。

このため、どれくらいの重さを支えられるのか疑問に思う方も多いでしょう。

実際に手に取ってみると、重すぎるものは避けた方が良いと感じます。

使用経験のある方々によると、棚を含めて約5kgまでが目安とのことです。

例えば、シューズを飾るために使用した場合でも、壁に画鋲だけで固定し、しっかりとディスプレイできた例もあります。

このことから、アイアンブラケットはおよそ5kg程度までなら安心して使えると考えられます。

ただし、装飾用の軽い棚に限定して使用するのが賢明です。

耐荷重をチェック!ポリプロピレン製L型ブラケット

シンプルで軽量なポリプロピレン製のL型ブラケットは、意外と耐荷重が安定しています。

このブラケットにはしっかりと耐荷重が記載されており、サイズによって10~15kgの重さに対応できるとされています。

接地面の幅が広いため、アイアンブラケットよりも安定感があります。

耐荷重の頼れる味方!鉄製L型ブラケット

ポリプロピレン製のL型ブラケットに比べ、鉄製L型ブラケットはさらに強度と耐荷重が高いです。

重量はありますが、取り扱いにくさは特に感じません。
サイズが豊富なため、大きなものや少し重いものを置く場合に便利です。

耐荷重はサイズによって異なりますが、一般的に15~25kgの範囲で対応可能です。

このことから、耐荷重は棚受けの材質やサイズによって大きく変わることがわかります。

そのため、使用目的に応じた耐荷重の棚受けを選ぶことが重要です。

100均の多様な棚受けサイズと種類

100均には、おしゃれなアイアンブラケットと実用的なL型ブラケットがあり、それぞれにさまざまなサイズが用意されています。

【棚受けの選び方】
◆アイアンブラケット: 10cm×10cm、7cm×7cm
◆アイアンL型ブラケット: 8.6cm×13.3cm、7.3cm×15cm、5.5cm×12cm、4.3cm×9cm
◆スチールL型ブラケット(ネジ付き): 5.8cm×7.8cm、9.3cm×13.8cm
◆ポリプロピレン製L型ブラケット: 15cm×15cm、12cm×12cm
◆鉄製L型ブラケット: 20cm×25cm、15cm×20cm、12.5cm×15cm

アイアンは純鉄を指し、スチールは鉄に炭素を加えた合金です。

棚受けを選ぶ際には、大きいサイズが必ずしも小さいサイズを含むわけではありません。

飾り棚の目的に応じて、適切なサイズを選ぶことが重要です。

例えば、大きなシューズや本を飾る場合は大きめの棚受けを、小さな雑貨を飾る場合は小さめの棚受けを選ぶとバランスが取れます。

棚受けを取り付ける壁の重要性

棚を設置する場所は自然と決まるものですが、その場所の壁が棚受けに適しているかどうかを考慮することが重要です。

壁の種類と耐荷重の関係

棚受けの耐荷重は重要ですが、その棚受けを取り付ける壁の強度が最も基本的な要素です。

壁の材質によって耐荷重が異なります。

例えば、砂壁や石膏ボードの壁は比較的もろく、釘やネジの固定が弱い場合があります。

一方、大理石や天然石、タイルの壁には釘を打つことができず、シールや吸盤を使った取り付けが必要になります。

したがって、棚受けを選ぶ際は、取り付ける壁の材質と耐久性を考慮することが大切です。

棚受けの安定した取り付け位置を見極める方法

家の壁に棚受けを設置する際は、下地材にしっかり固定することが安定性のカギです。

壁の下地を見分ける方法はいくつかあります。

◆壁を叩いて探す
手を軽く握り、ノックするように壁を叩いてみましょう。
柱がある場所は「ボンボン」という硬い音がし、何もない箇所は「コンコン」と軽い音がします。

◆ピンや針を刺して探す
壁にピンや針を刺して下地材を探します。
特に石膏ボードの壁の場合、12.5mm以上の長さのピンや針が必要です。

下地探し針を使用すると、下地の有無が確認できます。

◆下地センサーを使って探す
下地センサーを壁に押し当て、電源スイッチを押しながら移動させます。

このセンサーは電線の警告ランプも備えており、危険な場所を避けるのに役立ちます。

DIY初心者でも、まずは壁を叩いて下地を探ることから始めてみると良いでしょう。

棚受けの正しい取り付け方

100円ショップやホームセンターで購入した棚受けでも、取り付け方は基本的に同じです。

L字型の長い辺を壁に向けて取り付けるのが一般的です。
これにより、棚に乗せる物の重さを支えることができます。

棚受けを設置する際は、棚の奥行きの半分以上の長さがあることが望ましいです。

これは、棚の手前に重い物を置いた際に棚が倒れないようにするためです。

ただし、軽い物を乗せる場合は、L字型の向きを逆にしても問題ありません。

棚受けを2つ使って棚を作る場合は、最初に一方の棚受けを取り付けます。

ネジを締めやすくするために、事前にドリルで穴を開けておくと良いでしょう。

次に、棚板を乗せてもう一方の棚受けの位置を決めます。
このとき、水平器を使って棚板が水平になっているか確認すると便利です。

最後に、残りの棚受けをしっかりと締め付ければ完成です。

壁に固定する棚受けのユニークな方法

お住まいが一戸建てかマンションかによって、壁の素材が異なります。

特に最近のマンションでは、石膏ボード製の壁が一般的です。
石膏ボードは、石膏を主材料とし、特殊紙で覆われた軽量の建材です。

しかし、このタイプの壁には釘やピンを打ち込むと、簡単に抜けてしまうデメリットがあります。

また、賃貸物件では壁に穴を開けることが禁止されている場合もあります。

そこで、石膏ボードの壁にも対応できるいくつかの棚受けの取り付け方法をご紹介します。

【石膏ボード用の固定方法】
◆石膏釘
石膏ボード専用に設計された石膏釘は、複数の方向から釘を打ち込むことで、石膏ボードでもしっかりと固定できるようになっています。

ただし、下地を考慮せずに打ち込むと、抜ける可能性があります。下地の上に石膏釘を使用すると、安定した取り付けが可能です。

◆石膏アンカー
石膏アンカーは、壁裏で広がる先端が特徴です。
これにより、アンカーが壁裏で支えられ、ネジがしっかりと固定されます。

◆カベロック
カベロックは、プラスドライバーで石膏ボードに打ち込み、フックや金具を取り付けるためのものです。
壁面と同じ高さになるように調整します。

◆トグルアンカー(トグラー)
トグルアンカーは、ドリルで開けた下穴に挿入し、羽を開いて壁裏で固定するタイプです。
取り付けたい物を設置してからネジを締めます。

◆モノマックス
モノマックスは、ドリルで開けた下穴に木ネジやタッピングビスと一緒に挿入することで、壁裏でアンカーが広がります。

壁の厚みが不明な場合や中空間が狭い場合にも適しています。

棚受けの意外な取り付け方法

【ボードアンカー】
ボードアンカーは、下穴を開けて壁に差し込み、ネジを締めることで固定する方法です。

壁の裏側で金属製の傘が開き、しっかりと固定されます。

石膏ボードの場合は、壁の厚みに合わせて適切な種類を選ぶことが重要です。

【ディアウォール/ラブリコ】
賃貸住宅で壁に穴を開けることができない場合、ディアウォールやラブリコを使用するのがおすすめです。

これらは、2×4材にアジャスターを取り付けて天井と床を突っ張ることで、新しい柱を作ります。

ディアウォールはバネの力で、ラブリコはバネとネジの力で突っ張ります。

ラブリコはジャッキアップ機能があり、強度が高いですが、天井が高い場合は脚立が必要になることがあります。

100均の棚受けでおしゃれな空間を演出

100均の棚受けを使用すると、様々なスタイルの棚を作ることができます。

例えば、リビングに観葉植物をディスプレイするための棚を作ることができます。

ディアウォールやラブリコを使えば、壁の下地を探さずに棚受けを取り付けることができます。

アイアンブラケットを吊り下げ土台として使用するなど、壁に取り付ける以外の方法もあります。

これにより、狭いスペースにも棚を設置することが可能になります。

100均の棚受けを活用すれば、おしゃれで実用的な棚を作ることができます。

キッチンをおしゃれに変身

アンティーク風のL型アイアンブラケットを使うと、キッチンにおしゃれな雰囲気を加えることができます。

さらに、同じアイアン製のバーを取り付けることで、調味料が落ちないようにする工夫もできます。

また、アイアンブラケットをペーパーホルダーとして使うこともでき、横置きタイプなら使いやすさもアップします。

アイアンバーをストッパーとして追加すると、さらに便利になります。

洗面所を便利に

洗面所には使われていないスペースが意外と多いものです。

例えば、開き扉の棚の上部に空きスペースがある場合、100均の棚受けを使って追加の収納スペースを作ることができます。

棚を交互に配置したり、アイアンバーを取り付けてハンガー収納にしたりするなど、使い勝手を考えたアイデアが役立ちます。

鉄製やポリプロピレン製のL型ブラケットを使うことで、さまざまなニーズに対応できます。

トイレをおしゃれに演出

トイレタンクの上のスペースは、使われないことが多いですが、棚を設置することで有効活用できます。

トイレに入った瞬間の印象を変えるためには、視線を変える工夫も重要です。

トイレを「個室」として考え、落ち着いた空間や個性的な空間を演出することができます。

壁面や便器の色に合わせて白のL型ブラケットを使用すると、違和感なく馴染みます。

また、ウッド調の壁紙には、つや消しのアイアンブラケットが似合うかもしれません。

まとめ

■100均の棚受けの耐荷重は素材によって異なり、5kgから25kgの範囲です。
■サイズ展開は小さいものから大きいものまでありますが、ホームセンターと比べると選択肢は少なめです。
■棚受けを設置する壁の選択が重要で、設置場所や手順を事前に把握しておく必要があります。
■賃貸住宅や釘を使いたくない場合でも、ディアウォールやラブリコを利用すれば棚受けを活用できます。
■DIYを始める際は、インターネットで参考になる情報が豊富にあるため、他人の作品を参考にするとイメージしやすいです。

DIYは幅広い世代に人気があり、100均でも専用コーナーが設けられています。

100均のアイアンブラケットは、引き出し用ハンドルやアイアンバーなどと一緒に使うことで、自分好みのDIYを楽しむことができます。

棚を作る際は、置く物の重さに応じて棚受けの素材を選び、設置する壁を適切に選ぶことが大切です。

DIYは実際に自分で試してみることで、スキルが向上します。
100均の商品を使った棚作りは、達成感やお得感を感じることができるでしょう。さあ、挑戦してみましょう!

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