美味しい料理を作るためには、キッチンを清潔に保つことが欠かせません。
しかし、毎日の掃除はなかなか大変ですよね。
特に、ガスレンジ周りの油汚れは私も苦手です。
油が付着したままだと、ストレスがたまることもあります。
また、白い壁に油が黄ばんでしまうのも気になりますし、見た目は綺麗でも手で触るとベタベタする汚れも気になるところです。
揚げ物をしなければいいというわけではありません。
料理には油が必要ですから、壁の油汚れ対策は日々の掃除で対応する必要があります。
そこで、掃除の手間を減らすために、100円ショップで便利なアイテムを探してみました。
発見したのが、キッチンの汚れを防ぐ透明シートです。
使う前の準備や貼り方を紹介します。
100円ショップの透明シートがキッチン汚れ防止に最適
100円ショップには、さまざまなキッチン用品があります。
その中で見つけたのが、キッチンの汚れ防止シートです。
ガスレンジ周りの壁に貼るだけで、掃除がとても簡単になります。
透明タイプからレンガ柄や花柄まで、いろいろなデザインがあります。どれを選ぶかはお好み次第です。
透明タイプをおすすめする理由
◆壁の元の色やデザインを活かせるため、キッチンの雰囲気を変えずに汚れを防げます。
◆100円ショップのキッチン汚れ防止シートは2層構造で、汚れが目立ち始めたら上層を剥がすだけで済みます。
◆透明なので、必要な部分にだけ貼ればいいのが便利です。
◆キッチン周りにこだわりを持つ人も多いと思いますが、そのこだわりを損なわずに使えるのはうれしいポイントです。
私は掃除が苦手なので、壁にシートを貼るのも面倒に感じることがあります。
何度も貼り直すのは手間ですが、繰り返し貼り直す必要がないのは助かります。
また、シートを使うことで、壁に鍋やお玉をかけても傷がつかないというメリットもありますね。
キッチンの清潔を保つシートのメリット
揚げ物をすると油が飛び散りがちですが、揚げ物をしないからといって安心できるわけではありません。
炒め物などでも油を使うため、コンロ周りには油蒸気が立ち込めがちです。
換気扇が多くを吸い取ってくれますが、完全に防げない蒸気がキッチンの壁を汚します。
こうした汚れが蓄積すると、壁が黄ばむ原因になります。
理想的には、使用後すぐに掃除するのが望ましいですが、毎回それを実行するのは大変です。
そこで、キッチンの清潔を保つシートの使用がおすすめです。
キッチン清潔保持シートでおしゃれに保護
シートを貼るなら、デザイン性も大切です。
レンガ柄や花柄、アルファベット柄などがおすすめです。
私が訪れた近所の100円ショップには、さまざまなデザインのシートがありました。
豊富なデザインから、好みに合ったものを選べます。
使い方は透明シートと同じですが、2層式ではないため、汚れたら張り替えが必要です。
推奨される壁の素材はタイルやステンレスです。
賃貸住宅でもキッチン清潔保持シートは使える?
タイルやステンレスでない場合、自宅のキッチンで使えるか不安に思うかもしれません。
賃貸住宅にお住まいの方は、シートを剥がす際に問題がないか心配することがあるでしょう。
しかし、心配はいりません。
100円ショップには、貼るタイプだけでなく置くタイプのシートもあります。
手間をかけずにコンロ周りに置くだけで済むので便利です。
置くタイプのシートにもさまざまなデザインがあるため、好みのものを選べます。
キッチン清潔保持シートを貼る前の準備
シートを貼る前には、壁をきれいにしておきましょう。
置くタイプを使用する場合も、きれいな状態で設置したいですよね。
すぐに貼りたい、すぐにセットしたいという気持ちはわかりますが、初めの一歩が大切です。がんばりましょう。
ガスレンジ周りの壁をきれいに保つ方法
必要なもの:
◆食器洗い用液体洗剤
◆キッチンタオル
◆ぞうきん
◆古い歯ブラシ
まず、準備から始めましょう。
1. 200mlの水に食器用洗剤を1滴加え、洗浄液を作ります。
2. キッチンタオルに洗浄液を浸して、汚れが気になる部分に貼り付けます。
3. そのまま5分ほど放置します。
4. キッチンタオルを剥がします。
5. 壁を乾燥させます。
剥がしたキッチンタオルでさっと拭き取ると、さらにきれいになります。
まだ汚れが残っている場合は、歯ブラシでこすり洗いするとピカピカになります。
掃除に歯ブラシを使うのは定番ですが、使い古した歯ブラシでもここで活躍します。
私は掃除を始めるまでに時間がかかりますが、一度始めると徹底的にやりたくなり、歯ブラシが必須アイテムになります。
頑固な汚れにはアルカリ性の洗浄液がおすすめ
食器用洗剤だけでは落ちない汚れには、アルカリ性の洗浄液が効果的です。
アルカリ性の洗剤には、重曹やセスキ炭酸ソーダがあります。
これらは油汚れに適しています。
重曹のレシピ:
◆重曹小さじ2
◆水500ml
セスキ炭酸ソーダのレシピ:
◆セスキ炭酸ソーダ小さじ1
◆水500ml
私はいつでもすぐに掃除できるように、セスキ炭酸ソーダの洗浄液をスプレーボトルに入れて常備しています。
重曹とセスキ炭酸ソーダの違いと使い分け
アルカリ性洗剤の作り方は分かりましたが、どちらを使うべきか迷うことがありますよね。
両方とも100円ショップで手に入りますが、使い分けが重要です。
重曹は水に溶けにくて研磨機能があるので、調理器具などの焦げ付きやシンク、洗面台の掃除に適しています。
一方、セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすく、油汚れや衣類のシミ抜きに向いています。
重曹は水に溶けにくいため、スプレーボトルに入れて使うと詰まることがあります。
常備しておきたい場合は、セスキ炭酸ソーダがおすすめです。
どちらも手荒れの原因になる可能性があるので、掃除の際にはゴム手袋を着用することをおすすめします。
キッチン清潔シートの貼り方とメンテナンス
シートを貼る前に、折り目をきれいに伸ばしましょう。
貼る面を少しずつ引きながら、裏紙を剥がし、スクレーパーや布で空気を抜きながら貼ります。
気泡が目立つ場合は、針で穴を開けて空気を抜くと良いでしょう。
貼った後は、約1年ごとに交換することをお勧めします。
長く貼り続けると、粘着部分が残ってしまい、剥がしにくくなることがあります。
一度貼れば、次に張り替える際は簡単に拭くだけで済むため、年末の大掃除のタイミングでの張り替えがおすすめです。
100円ショップのキッチン清潔シートの剥がし方
シートを張り替えようと思ったら、きれいに剥がれないことがあります。
気付けば1年以上経過していることもあるでしょう。
誰にでもうっかりミスはありますが、問題は、剥がした後に粘着物が残ることです。
これでは新しいシートをきれいに貼ることができません。
そこで、きれいに剥がす方法を紹介します。
きれいに剥がす方法:
1. 剥がす前にヘアドライヤーで温める。
2. ガムテープでポンポンと叩いて粘着部分を取る。
3. シール剥がしクリーナー、灯油、除光液を塗ってこすり取る。
4. 台所用洗剤を垂らしてラップをし、1時間くらい放置してから雑巾で拭き取る。
粘着部分がきれいに取れたら、最後に水拭きをして洗剤をきれいに落としましょう。
シール剥がしクリーナー、除光液は100円ショップでも購入できます。
私は粘着物を取るのに除光液をよく使用しますが、灯油は臭いが気になるし、火気を使う場所では少し怖いです。
きれいに剥がせなかったときは、是非試してみてください。
まとめ
■透明タイプのキッチン清潔シートが使いやすい。
■柄入りのシートを使うとキッチンの壁紙リメイクとしてもおしゃれ。
■シートが使えない場合でも、置き型タイプで汚れを防げる。
■シートを貼る前に壁をきれいにしておくことが重要。
■頑固な汚れには重曹やセスキ炭酸ソーダが効果的。
■重曹とセスキ炭酸ソーダの使い分けを知る。
■キッチン清潔シートは年に1回の張り替えを。
■剥がれにくい時の対処方法を覚えておく。
毎日使うキッチンはできるだけきれいに保ちたいものです。
キッチン清潔シートを上手に活用して、快適な料理環境を維持しましょう。
キレイなキッチンで、お気に入りの料理を楽しむことができます。
あなたのキッチンライフをより楽しく、快適にするための工夫をしてみてください。