洗面所の排水管が詰まり、水が溜まることがありますね。
日常の掃除では、排水管の詰まりを取り除くのは難しいです。
排水管の奥は、通常のブラシやスポンジでは届かないことがあります。
そこで、排水管の奥まで届き、詰まりを直接取り除くことができる掃除道具があるか調べました。
ワイヤータイプの掃除道具が、排水管の清掃に適していることがわかりました!
さらに、このワイヤータイプの掃除道具が100円ショップで手に入ることをご存じでしたか?
100円ショップなら簡単に手に入ります。
これから紹介する掃除道具を使って、詰まりのない状態を目指しましょう!
排水管の詰まりは100円ショップのワイヤーブラシで解消可能
100円ショップで手に入る排水管の詰まりを取り除くワイヤータイプの掃除道具を紹介します。
それは「パイプクリーナー」です。
私の近所の100円ショップには排水管の詰まりを取り除くワイヤータイプの掃除道具を見つけることができませんでした。
そこで、少し遠くの他の100円ショップに行ってみたところ、「パイプクリーナー」を見つけることができました。
「パイプクリーナー」は中心部がワイヤーでできており、全長65cmの細長いブラシです。
排水管に入れると、管の形に沿って曲がる特徴があります。
これにより、排水管の詰まりまで届いてきれいにすることができます。
ブラシがしっかりしているので、排水口が広めの場合は直接ゴシゴシと掃除することができます。
排水管や排水溝の詰まりを取る掃除用品は100円ショップで見つかる
100円ショップを探索していると、ワイヤータイプはなかなかありませんでしたが、排水管の詰まりを取る掃除用品は他にもありました。
用途に応じて使い分けると便利だと思いますので紹介します。
トゲトゲスティック
「排水口トゲトゲスティック」というのがありました。
これは手の届かないところを簡単に掃除できると書かれています。
細長いプラスチック製のギザギザタイプの掃除用品です。
この商品も細長いので排水管の詰まりに届き、トゲトゲの先端で髪の毛やゴミを捕らえることができます。
実際に使用してみると、手では届かない場所のゴミやドロドロの汚れをしっかりと取り除いてくれました。
排水管の詰まりの原因と予防策
排水管が詰まる原因は何でしょうか?できるだけ詰まりを防ぎたいものです。
ここでは、場所ごとに排水管の詰まりの原因をまとめています。
詰まりが気になる方は、予防策として参考にしてください。
洗面所の排水管の詰まり
洗面所の詰まりは、お風呂と同様に、髪の毛、皮脂、垢、石鹸カスなどが原因で起こります。
また、アクセサリーやヘアピンなどの小物が落ちて詰まることもあります。
身支度する際は、先に栓を閉めておくことで、小物が落ちるのを防ぐことができます。
キッチンの排水管の詰まり
キッチンの排水管は、油や食材のカス、溶け残った洗剤などが原因で詰まることが多いです。
食材のカスが積み重なると、詰まりは徐々に大きくなります。
調理中の食材から出るカスはゴミ箱に捨てる、ネットをしっかり付けるなどして、排水管へ流れないように予防しましょう。
お風呂の排水管の詰まり
お風呂の排水管は、髪の毛が主な詰まりの原因です。
石鹸カスや皮脂、垢なども原因になります。
石鹸カスが排水管の内側に繁殖すると、ヌルヌルしてきて、そこに髪の毛が付着して膨れ上がり、詰まりが発生します。
髪の毛をこまめに取り除くことが重要です。
洗濯機の排水管やホースの詰まり
洗濯機の排水管やホースは、糸くずが詰まりの主な原因です。
繊維類が詰まり、洗剤のカスの溶け残りが混ざると、ドロドロになることがあります。洗濯前にニットの毛玉を取り除くなどして、詰まりを少しでも軽減させましょう。
トイレの排水管の詰まり
トイレの排水管では、トイレットペーパーが詰まることがあります。
水に溶けにくい紙や、誤って物を流してしまった場合に詰まることがあります。
溶けにくいものを流さないことが鉄則です。
排水管の詰まり除去の料金目安
残念ながら、100円ショップのアイテムを使っても詰まりが解消されない場合があります。
そのような場合は、専門業者に依頼することも一つの選択肢です。
しかし、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
料金は修理方法や対象の場所によって異なります。
高圧洗浄による費用
高圧洗浄とは、専用の機械を使用して排水管内の詰まりを強力に洗い流す方法です。
使用する機材は排水管の長さや設置環境によって異なります。
機材の運搬費用なども含め、費用は約15,000円~100,000円の範囲で変動します。
トーラーやドレンクリーナーを用いた清掃費用
トーラーやドレンクリーナーは、ワイヤーの先に取り付けられた刃で固まった油や髪の毛などの詰まりを除去する道具です。
排水管の長さに応じて料金が変わり、一般的には約10,000円~30,000円が相場です。
追加料金が発生することもあるので、複数の業者から見積もりを取って比較すると安心です。
調査費用について
業者によって調査費用は異なります。
出張や見積もりが無料かどうか、見積もり後にキャンセルが可能かを事前に確認しましょう。
複数の業者から見積もりを取り、料金を比較してから依頼するのがおすすめです。
続いて、具体的な場所ごとの料金相場を見ていきましょう。
トイレの排水管の料金相場
業者は通常、薬剤を使用して詰まりを解消します。
料金相場は約8,000円~10,000円です。
高圧洗浄機を使用する場合は便器を取り外す必要があるため、約20,000円~30,000円が目安となります。
キッチンの排水管の料金相場
キッチンの排水管は特殊な薬剤を使用して詰まりを解消することが多いです。
一般的には約5,000円~10,000円が相場です。
高圧洗浄機が必要な場合は、約10,000円~40,000円の費用がかかります。
排水管の長さによって料金が変動します。
お風呂の排水管の料金相場
お風呂の排水管は強力な薬剤で詰まりを溶かす場合、約5,000円~10,000円が相場です。高圧洗浄機を使用する場合は、約10,000円~20,000円が目安です。
お風呂場の排水管の詰まりは現場の状況によって対応の難易度が異なるため、料金にも影響が出ることがあります。
そのため、詳細な見積もりを取ることが重要です。
業者選びの際は、料金だけでなく、サービス内容や対応の速さ、過去の実績なども考慮して選ぶと良いでしょう。
信頼できる業者に依頼することで、安心して詰まりを解消することができます。
洗濯機の排水管の清掃費用
洗濯機の排水管の清掃には、一般的に薬剤を使用することが多く、その料金相場は約5,000円~10,000円です。
高圧洗浄機を利用する場合の相場は、約10,000円~20,000円となります。
各場所での排水管清掃では、薬剤使用が一般的であり、場合によっては高圧洗浄が適用されることがあります。
市販の排水管洗浄剤やホームセンターで販売されている清掃機器を使用して自分で対処することも可能です。
自分での清掃後に問題が解決しない場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。
業者選びには以下のポイントが重要です。
【ポイント】
1. 【迅速な対応】 ■緊急時にすぐに対応してもらえるかが重要です。
2. 【明瞭な料金体系】■複雑な料金体系ではなく、後から追加料金が発生しないように注意が必要です。
3. 【豊富な実績】■類似の排水管の修理実績がある業者を選ぶと安心です。
まとめ
■100円ショップのワイヤー清掃用品は排水管の詰まり取りに有効です。
■ワイヤー以外にも、トゲトゲ付きのスティック状の道具が排水管の詰まり取りに役立ちます。
■日々の生活で排水管の詰まりを予防することが大切です。
■市販の薬品や清掃道具で排水管の詰まりが解消できる場合もあります。
■業者に依頼する場合、料金相場は数千円から10万円程度と幅広いので、業者選びを慎重に行いましょう。
以上が、排水管の詰まりに関する予防策から業者への依頼までの概要です。
場所や状況に応じて適切な対応を選ぶことが重要です。
まずは100円ショップの商品から始めて、徐々に対応レベルを上げていくことをお勧めします。
排水管が詰まって水漏れのトラブルを避けるためにも、定期的な清掃を心がけましょう。