思い切り水を使うと、キッチンは水しぶきでびしょびしょに。
そんな時、友人からキッチンの水はね防止グッズが便利だと聞きました。
早速我が家でも導入したいと思ったのですが、なかなか高額で手が出しにくい。
そこで、100円ショップのアイテムを使って自作することにしました。
100円ショップのアイテムを利用すれば、手頃な価格でキッチン周りの水はね対策ができ、日々の掃除も楽になりますよ!
100円ショップのアイテムでキッチンの水はね防止対策を自作しよう!
水まわりが水浸しになると、毎回きれいに拭くのは意外と面倒です。
食事を終えて、皿を洗い終えたと思ったら、「あ、シンクを拭かなきゃ」と気づくと、やる気が下がります。
自分でやった場合はまだしも、家族が皿を洗った後に「シンク周りが濡れてるよ」と言いづらいものです。
そんな手抜きがちな私にとって、キッチンの水はね防止グッズはまさに救世主。
水はね防止スタンドやスクリーンとして売られているもので、素材は透明または不透明のアクリル板が一般的です。
不透明なものはカウンターキッチンの目隠しとしても使えて一石二鳥。
しかし、安くても1500円以上、高いものだと1万円を超えることもあり、手を出しにくいかもしれません。
そこで、100円ショップのアイテムだけで自作できる方法があれば、節約家の私には大変助かります。
さて、作り方をご紹介しましょう。
必要なもの
準備するものは以下のとおりです。
◆ 組み立てラックシリーズ フリーマルチパネル(185mm×355mm)
◆ 連結ジョイント(4個入り)
これらのアイテムは100円ショップで手に入ります。
製作手順
製作方法はとてもシンプルです。
フリーマルチパネルを立てるために、ジョイントを取り付けるだけです。
ジョイントはパネルの支柱となるように配置します。
マルチパネルを1枚だけ使用する場合でも、ジョイントの取り付け位置は変わりません。
わずか1分の作業時間と200円から300円の費用で、高価な水はね防止スタンドと同等の効果を得ることができました。
お手入れ方法
水はね防止スタンドの使用により、日常の水周りの掃除が格段に楽になります。
しかし、キッチンやシンクのお手入れが楽になる代わりに、水はね防止スタンド自体のお手入れが必要になります。
このDIY製の水はね防止スタンドのお手入れ方法はどうすればよいでしょうか?
できるだけ長持ちさせたいですよね。
使用したマルチパネルはポリプロピレン製で、耐熱性と強度が特徴です。
基本的には、濡れたら水滴を拭き取るだけで大丈夫です。
水垢が気になる場合は、クエン酸を使用してみましょう。
硬いスポンジでこすりすぎると、傷がついたり破損の原因になります。
クエン酸をキッチンペーパーに染み込ませ、汚れた部分に貼り付けて2時間程度放置すると、プラスチックの水垢が効果的に取れます。
クエン酸がない場合は、お酢やレモン汁で代用できます。
アルコールの使用も問題ありません。
気になる方はアルコール消毒も可能ですので、安心してご利用いただけます。
キッチン前方の水はね防止ガードもDIY可能!
先ほど紹介したのは、カウンターキッチンやシンク横に設置するのに適した水はね防止スタンドでした。
しかし、キッチンの水はね対策が必要なのはシンクの奥や横だけではありません。
皿洗いをしているときに水を強く出しすぎて、服が濡れてしまうことはありませんか?
皿だけでなく、ネギやゴボウなどの長い野菜を洗うときも、水がかかるのを避けるために注意が必要です。
手前側に水はね防止スタンドを設置して、服やエプロンが汚れるのを防ぎたいと考える人もいるでしょう。
しかし、先ほど紹介した水はね防止スタンドでは、シンクの手前に設置することはできません。
では、手前に設置できるものは購入するしかないのでしょうか?ちょっと待ってください。
幸いなことに、手前側に取り付けられる水はね防止も、100円ショップのアイテムを使って簡単にDIYできるのです!
手前側の水はね防止ガードの作り方
手前側に設置する水はね防止ガードも、基本的な作り方は同じです。
必要なのは、フリーマルチパネルとジョイントだけです。
1. フリーマルチパネルのサイズをシンクの前方に合わせてカットします。
2. ジョイントを使用して、パネルを立てることができるように組み立てます。
3. シンクの前方に設置し、水はねから服やエプロンを守ります。
このように、100円ショップのアイテムを活用すれば、手軽にキッチンの水はね対策ができます。
DIYで自分のニーズに合わせたサイズや形にアレンジすることも可能です。
ぜひ試してみてください!
必要な材料
必要な材料は以下の通りです。
◆ ポリプロピレンシート(PPシート)
◆ 吸盤
ポリプロピレンシートのサイズは、自宅のシンクに合わせて選んでください。
シートがそれほど大きくなければ、吸盤は2個あれば十分です。
また、吸盤にはフック付きや溝付きなどさまざまなタイプがありますが、シートを固定できればどのタイプでも問題ありません。
制作手順
ポリプロピレンシートは必要に応じて好きなサイズにカットします。
カットしたシートには吸盤を取り付けるための穴を開けます。
穴は吸盤の数だけ必要で、左右の位置を揃えると見栄えが良くなります。
吸盤のフックや突起のサイズを測り、それに合わせて穴の大きさを決めます。
ノギスがあれば測定が簡単ですが、なければ定規を使っても測れます。
ポリプロピレンシートは柔らかいので、キリやハサミで穴を開けることができます。
電動ドリルがあれば、素早く適切なサイズの穴を開けることができて便利です。
また、穴あけポンチを使う方法もあります。
電動ドリル以外の工具は100円ショップで手に入るので、まとめて購入するのも良いでしょう。
ハサミを使う場合は、キリで下穴を開けてからハサミの片刃を入れて360度回転させると、きれいに穴が開きます。
キリをあらかじめ熱しておくと、さらにきれいに穴を開けることができます。
穴が開けられたら、吸盤を取り付けて完成です。
特に難しい作業はありませんので、孫の工作としても楽しめるでしょう。
ただし、刃物を使用するので、安全には十分注意してください。
使用方法
完成した水はね防止シートの吸盤を、シンクの前側に取り付けます。
これにより、前方への水はねを防ぎ、衣服の濡れを防止できます。
しかし、シンクの奥や前だけでなく、蛇口の周辺も水はねを防ぎたい場所です。
蛇口の周辺に水が飛び散ると、水垢が付着して掃除が大変になります。
この水はね防止シートは、吸盤式で蛇口周辺にも取り付けられます。
取り付ける際は、シートが蛇口に少し被るように吸盤を固定してください。
これで蛇口周辺の水はねも防ぐことができます。
シートを設置する際は、取り付ける場所の水分をしっかり拭き取ってください。
使用後は取り外して乾燥させるだけで、衛生的に保つことができます。
吸盤式なので、取り外しやお手入れも簡単です。
水垢のお手入れは、先ほど紹介した水はね防止スタンドと同様の方法で行います。
キッチンの水はね対策に蛇口の交換も効果的?
100円ショップのアイテムを使ってDIYした水はね防止スタンドやシートで、シンク周りの水はねを抑制できます。
しかし、水はねの原因は一体何なのでしょうか?この疑問に迫ってみました。
水はねの発生原因とその対策
水はねの主な原因は、蛇口から出る水の勢いが強いことです。
そのため、水の勢いを和らげることが水はねを抑える鍵となります。
水の勢いを和らげる方法は以下の通りです。
◆ 水道の止水栓を閉める
◆ 蛇口の調節バルブを閉める
◆ 水を出す際に調整する
ただし、止水栓を調整すると、洗い物など他の用途で水を使う際に不便を感じることがあります。
蛇口の交換で水はねを軽減できる?
水はねの原因が水の勢いにあるとすれば、勢いを抑える蛇口に交換することで水はねを軽減できます。
その一つが、泡沫蛇口です。
この蛇口は、水流に空気を混ぜることで水の流れを柔らかくし、水はねを減らしてくれます。
キッチンをスタイリッシュに彩る水はね防止アイテムのアイデア
キッチンの水はね防止スタンドは、そのままでは少し地味かもしれません。
不透明な素材はプライバシーを保護するのに役立ちますが、100円ショップのアイテムを使ったリメイク品は安っぽく見えることもあります。
ここでおすすめしたいのが、100円ショップで販売されているDIY用のシールや、窓用の目隠しシートです。
これらを水はね防止スタンドのボード部分に貼ることで、シンプルなプラスチック板がおしゃれなアイテムに生まれ変わります。
近くの100円ショップで、さまざまなデザインの目隠しシートを見つけることができました。
これらを使えば、水はね防止スタンドが一気にスタイリッシュになります。
ステンドグラス風のシールは特におしゃれですね。
サイズも水はね防止スタンドにぴったりです。
手頃な価格なので、飽きたら新しいデザインに変えることもできます。
少しの手間で、個性的な水はね防止スタンドが完成します。
お手入れは少し大変になるかもしれませんが、日々の拭き取りで問題なく保てます。
ぜひ、あなただけのオリジナル水はね防止アイテムを作ってみてください。
ただ、100円ショップのアイテムでは満足できない方もいるかもしれません。
装飾しても安っぽさが気になる方は、高品質の既製品を選ぶのも一つの方法です。
既製品は価格が高めですが、その分、高級感あふれるキッチンを演出できます。
高価なアイテムをキッチンに置くことで、豊かな暮らしを感じられ、日々の家事にもモチベーションが上がるでしょう。
まとめ
■水はね防止アイテムはキッチンの悩みを解決する存在です。
■100円ショップのアイテムで手軽にDIYできる水はね防止アイテムがあります。
■シンクの前後、どちらにも設置できる水はね防止アイテムをDIYできます。
■水はねの主な原因は水の勢いが強いことです。
■泡沫蛇口は水の勢いを抑え、水はねを防ぐ効果があります。
■水はね防止スタンドにデコレーションを施すことで、おしゃれなキッチンを実現できます。
100円ショップのアイテムで簡単にDIYできる水はね防止スタンドは、キッチンを格上げするアイデアです。
我が家ではシンクの前に水はね防止ガードを設置しており、キッチンがより使いやすくなりました。
DIYはとても手軽にできるので、ぜひ挑戦してみてください。
自分だけのオリジナル水はね防止アイテムを作る楽しみを味わうことができるでしょう。